日中財務対話 重要課題の共同研究で合意 | NHKニュース
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日本と中国の財務相や財務当局の幹部が意見を交わす「日中財務対話」がおよそ2年ぶりに開かれ、金融市場の整備や構造改革など、日中それぞれにとって重要な課題について共同研究を進め、来年、中国で開かれる次回の対話に報告することで合意しました。
この対話は、11年前の平成18年に始まった枠組みで、日中関係の悪化に伴って一時期、中断されていましたが、2年前に再開され、今回で6回目となります。
会議では、日本の経済運営や、中国の鉄鋼などの過剰生産の構造問題を話し合ったほか、緊急時に日本と中国の間で円と人民元を融通する協定の再開など、金融協力などについて意見を交わし、できるだけ早期に実現できるよう協議を続けることを確認しました。
円と人民元を融通する協定の再開について、麻生副総理兼財務大臣は記者団に対し、「事務的な手続きはほとんど終わり、ともに重要性は認めているが、政治的な問題になっている」と述べ、実現には、日中関係のさらなる改善が重要だという認識を示しました。
さらに、両国は金融市場の整備や構造改革など日本と中国のそれぞれにとって重要な課題について、事務レベルで共同研究を始め、来年、中国で開かれる次回の会合で報告することで合意しました。
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日中財務対話 重要課題の共同研究で合意 | NHKニュース
日本と中国の財務相や財務当局の幹部が意見を交わす「日中財務対話」がおよそ2年ぶりに開かれ、金融市場の整備や構造改革など、日中それぞれにとって重要な課題について共同研究を進め、来年、中国で開かれる次回の対話に報告することで合意しました。