通商白書 自由貿易が格差縮小に貢献 重要性を強調 | NHKニュース
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経済産業省がまとめたことしの「通商白書」は、格差の拡大への不満を背景にアメリカなどで保護主義的な動きが広がっていることについて、格差の縮小に自由貿易が貢献しているとする分析結果を示したうえで、その重要性を改めて強調しています。
２７日の閣議に報告されたことしの「通商白書」では、アメリカのトランプ大統領が、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定から離脱したことや、イギリスがＥＵ＝ヨーロッパ連合からの離脱を決めたことなど、保護主義的な動きが広がっていることに触れています。
また、こうした動きの背景として、自由貿易が所得格差の拡大につながっているという不満の高まりがある、としています。そのうえで、今回の白書では、自由貿易で格差が拡大しているかについて分析した結果を示しています。
それによりますと、格差の拡大はＩＴの導入などによる技術革新の影響が大きく、自由貿易は、むしろ格差の縮小に貢献しているとして、その重要性を改めて強調しています。
一方、白書では、自由貿易によって安い価格の製品の輸入が増加することで、雇用に不安を抱える人もいるとして、そのメリットをより多くの人たちが受けられるように中小企業への支援策などが必要だとも指摘しています。
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通商白書 自由貿易が格差縮小に貢献 重要性を強調 | NHKニュース
経済産業省がまとめたことしの「通商白書」は、格差の拡大への不満を背景にアメリカなどで保護主義的な動きが広がっていることについて、格差の縮小に自由貿易が貢献しているとする分析結果を示したうえで、その重要性を改めて強調しています。