全漁連 北朝鮮ミサイルで緊急集会 政府に安全確保求める | NHKニュース

この中で、全漁連の岸宏会長は「日本の漁業者は、北朝鮮の暴挙による事故の発生を懸念して操業回避という苦渋の決断を迫られている。人命や漁船に被害が生じることがあっては絶対にいけない」と述べ、北朝鮮を非難しました。

そして、集会では、北朝鮮によるたび重なる弾道ミサイルの発射に全国の漁業者が不安を募らせているとして、政府に対し、安全を確保するため、あらゆる手段を用いて弾道ミサイルの発射を阻止すること、そして、万が一、被害が生じた際は、国が救済策をとることなどを求める決議を全会一致で採択しました。

集会に参加した北海道漁連の川崎一好会長は「北海道ではイカなどの漁が最盛期を迎えているが、日本海だけでなく日本全国どこにミサイルが飛んでくるかわからない状況で不安だ。政府には政治的にしっかり解決してほしい」と述べ、安全対策などの徹底を求めていました。