FIFA W杯招致めぐる不正疑惑の調査報告書全文を公表 | NHKニュース
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FIFA=国際サッカー連盟は27日、ワールドカップの招致をめぐる不正疑惑を調査した報告書の全文を公表しました。
FIFAはワールドカップの開催をめぐる招致活動で買収などの不正があったのではないかと指摘されたことから4年前に調査を行い、2018年のロシア大会と2022年のカタール大会について、開催地の再選考をするような重大な疑惑はなく、開催は妥当としていました。
このときの調査結果について当時、FIFAは報告書を公開していませんでしたが、26日にドイツ紙が「報告書の全文を入手した」と報じたことをうけ27日、この報告書の全文を公表しました。
この中には2022年大会に立候補して敗れた日本がおよそ10万円相当の贈答品をFIFAの当時のブラッター会長や各理事などに贈っていたといったことなども記されています。
FIFAは、「透明性を確保するためにも、今回調査報告書の全文を公開することになったことは喜ばしい」としています。
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